2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧

『そして誰もいなくなった』

3回目の紹介にして早くもメジャー中のメジャーなタイトルです。 産まれてから20数年、一度も読んだことのない私ですら結末と犯人は知っていたほどですから、どれほどメジャーなタイトルかは言うまでもないでしょう。 著者のアガサ・クリスティーの作品の中で…

『蜘蛛の微笑』

今回紹介する本は、映画化されているのでご存じの方も多いかもしれません。 あるいは一部の特殊性癖を愛好する方の中では名前を知っているという方も少なくないのではないでしょうか。 あらすじ 外科医のリシャールは、愛人を眺める。他の男に鞭うたれ、激し…

『ツヴァイク短篇小説集』

シュテファン・ツヴァイク(1881年11月28日 - 1942年2月22日)は、オーストリアのユダヤ系作家・評論家である。1930年代から40年代にかけて大変高名で、多くの伝記文学と短編、戯曲を著した。特に伝記文学の評価が高く、『マリー・アントワネット』や『メア…

はじめに

テストの意味も兼ねて初投稿です。 皆さんは気になる本を読む前に、どういったあらすじのものか、あるいは自分の望んでいる展開が繰り広げられるかどうかを調べることは少なくないのではないでしょうか。 ネタバレを知ってから読もうという読者や結末から小…